制作費の回収って考えてますか…?

こんにちは、株式会社ラフティーです。

「制作」に関しても費用対効果を考えていますか?

Web広告は、「かける費用からどのくらい、どんな効果があって、利益を出すことができそうなのかを予想し、目標を立てる」こと、言わば、広告費という経費計上できる投資をした上で利益を生み出すことできそうかと想像することが重要だと思います。

ですが、リスティング広告に関してお話しすると、広告費に対してはすごくシビアなのに、制作費についてはなぜか大まかに計算をする方が多い印象です。そこで今回は、サイトやランディングページ(以下:LP)の制作の必要性や費用対効果について考えてみたいと思います。

費用に対してのリターンちゃんとを考える!

まず、なぜサイトやLPを制作するかを考えてみてください。様々な理由はあると思いますが、広告に対して考えるなら、サイト/LP制作による広告効果を考える必要があります。コンバージョン率の上昇、コンバージョン数の増加、さらには売上増加まで見込むことができるようになります。

制作して元がとれるのか、いつまで取りたいのかまで考えて制作しましょう。

売上の増加分や利益の計算

具体的に計算、想像をしやすくするために以下の情報を利用します。

  • 月間クリック数・・・2,500
  • 現在のサイト(アカウント)のコンバージョン率・・・2%
  • 1コンバージョンあたりの客単価、利益率・・・客単価5万円、利益率25%
  • LPの制作費(見積り)・・・40万円

コンバージョン率の上昇の倍率を試算

もちろん内容や事業等によって異なりますが、コンバージョン地点が同じであればコンバージョン率は簡単に5倍、10倍には跳ね上がるようなことは少ないです。現在のコンバージョン率が1〜2%の場合は、1.5~2倍程度でシミュレーションすると良いと思います。今回は3%になると想定します。

今回の場合はこのような計算になります。

クリック数(2,500)×コンバージョン率の変化(3%-2%)=コンバージョンの増加分25件となります。

今回は客単価と利益率も分かっている想定なので、増加見込みの利益は、25件 × 5万円 × 25% = 31.25万円となります。

費用の回収期間

制作費用が40万円ですので、40万円÷31.25万円=1.6ヶ月ということになります。ここである程度今回のLP制作による成果や期待に関して試算し、ある程度の想定をすることができました。

もちろん、ビジネスの前提や企業の価値観などによっても変わってくるので、この回収サイクルが良い、悪いというのをきっぱり判断してしまうのは難しいですが、良さそうだな、悪そうだなということは想定できると思います。今回のLP制作という投資がどのような変化をもたらすかを想像してみるということが重要です。

分からない場合は相談する

そもそもそこまで勉強して理解すのにも時間がかかるし、本業も忙しくなかなか手が回らない・・・なんてこともあると思います。なんとなく、分からず始めたとしても、目標値もなく、結局良いのかどうかも分からないし、判断できないから辞めてしまうという結果になってしまうこともあります。

そういう場合は餅は餅屋というようにしっかり相談することが大切だと思います。分からないから前に進まず、ずっと考えていたり、分からないし、とりあえず経費にはなるからいいやと始めてしまうことはせっかく費用を計上した上で投資をするのにはもったいないのではないでしょうか?

まとめ

今回は「制作」の費用対効果について考えてみましたが、作ったからコンバージョン率が必ず上がるということではありません。ただ、コンバージョン率を上げるための1つの策として考えることはできると思います。会社の成長のために目標の売上を設定することはもちろん当然かもしれませんが、目標を達成するためにはどんな策を打てば近づくことができるのかを考えて、1つ1つの策について想定される変化について考えてみることも時には重要かもしれませんね!!

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