こんにちは、株式会社ラフティーです!
Webマーケティングにおいて、コンバージョンを獲得するための手前に位置する「ランディングページ」は重要な役割を持ち、成果、効果に大きく関わる重要なパーツと言っても過言ではありません。
企業(またはサービスやプロダクト)のイメージが伝わるデザインはもちろんのこと、マーケティングの成果を生み出すには、マーケターにもLPの基礎知識を理解しておく必要があります。
この記事ではランディングページ制作に関する基礎や前提を踏まえた上で、これからランディングページ制作に取りかかろうとしている企業や担当者が知っておくべきことをご紹介していきます。
そもそも、ランディングページとは?
ご存知の方も多いかと思いますが「ランディングページとは何か?」を改めてご紹介しておきます。
ランディングページ(Landing Page)とは、検索結果や広告などを経由して訪問者が最初にアクセスするページのことを指します。
Webマーケティングにおいては、より狭義の「訪問者のアクションを誘導することに特化した縦長レイアウトのページ」を指すことががほとんどです。略語として「LP」と表現されることも多いため、LPのほうが馴染み深い方もいらっしゃるのではないでしょうか?
「問い合わせ窓口とセールスを兼ねたWebページ」だと認識していただければ、ランディングページの目的や制作意図が見えてくることでしょう。
制作時のポイント
ポイントが無限にあると思いますが、今回は私が特に重要と感じるポイントをご紹介させて頂きます。制作時の参考になれば幸いです。
目的=ゴールを決める
よくある失敗の中で一番、多いと感じるのは「目的」や「ゴール」が明確になっていなくて見切り発車しているケースです。
- LPは誰向けか?
- ターゲットユーザーはどんな悩み・課題を抱えているのか?
- ユーザーにどんな行動を促したいのか?
- その行動に促すために訴求内容はどうするか?
- どういう流れでコンバージョンに繋げていくのか?
- 何をコンバージョン(成果)とするのか?
- なぜそれをコンバージョンにした理由、データ
などが決まっていないと成果の出るランディングページは作れません。
成果を獲得するための制作するランディングページですが、「LPを制作したら成果が出る」「広告のリンク先をLPにしたら効果が改善する」と勘違いしている方もちらほらいます…
そんなわけはありません!
「どの目的を果たすべきか?」の優先順位をしっかり決めておき、取捨選択の判断基準を設け、制作者や制作会社への要望や仕上がった成果物のレビューの方向性もブレないように徹底するのが大切です。
キレイに作り過ぎない
デザインや見た目の良さも大事ですが、そこに固執するあまり当初の目的を見失ってしまってはいけません。
会社にイメージが…
もっとシンプルにキレイにしたい…
他社のサイトは今どきっぽいぞ…
よく耳にします!
「何のためにランディングページを制作しますか?」を思い出して下さい!目的は!?
集客ですよね!!
キレイなランディングページだから成果(コンバージョン)が増えるわけではありません。
大切なのは、ユーザーがわかりやすく、検討時に必要な情報が記載させていて、成果までの導線が整っていることが最低限必要です。
むしろ、ダサいくらいがちょうど良いと思っていますw
デザインがデザインでも集客のためのデザインを忘れずに判断しましょう。
制作後の運用・メンテナンスも考慮する
ランディングページは実際のページが正式に公開された後も「実際に効果は出ているか?」「修正・改善するべき部分はないか?」など、定期的なメンテナンスが必要です。
ところが、ランディングページ制作にあたり「作りっぱなし」で終わっています。
制作担当者や制作会社と「納品後のアフターケアはどこまで自社側で負担するか?」「公開後のABテスト等のマーケティング施策を行うのか?」といった「公開後」の認識共有を行わなかった結果、LP制作後の運用や保守・管理の視点が欠け落ちてしまう…という事態は非常にもったいないです。
広告のリンク先ならなおさら、効果が大きく変わる部分です。
ランディングページ制作後の運用プランを考えておく必要があります。
まとめ
ランディングページを「作るだけ」なら、ノーコードのランディングページ制作ツールを活用すれば素人でも作れるほど工程が簡略化されてる一方で、売上アップなどの成果に結びつけるには途端に考えることが増えてくるため、悩みどころでもあり、腕の見せどころでもあります。
今までランディングページについて「なんとなく作ればいいと思ってた…」という認識でいた方にとっては、今回の記事内容でランディングページ制作はハードルが高いものと感じてしまったかもしれません。
しかし、ランディングページでマーケティング成果を上げるためには、それだけ徹底した設計や意思疎通が不可欠だということです。
お困りごとあればラフティーもお手伝いさせて頂きますのでお気軽にご連絡下さいませ。