こんにちは、ラフティーです!
広告配信を開始するのに必要不可欠なるのが、支払い方法の設定です。しかし、媒体ごとに利用できる決済方法や支払いのタイミングが異なっているため、迷ってしまうことも多いと思います。
本日は運用型広告の各媒体での支払い方法や決済方法が使えるのか話していきたいと思いますのでご参考になれば幸いです。
支払い方法の種類
大きく分けて支払い方法は下記の3種類になります。
- 自動支払い
- 手動支払い
- 請求書払い
それぞれご説明いたします。
自動支払い
自動的にアカウントへ入金が行われるため、アカウント残高不足による広告の停止といった機会損失を防ぐことができ、継続的に配信を行う場合、管理もしやすくなります。
手動支払い
自身で任意のタイミングに入金する方法で、毎月の広告費の上限が決まっているため、資金繰りをコントロールしたい場合などに便利です。
請求書払い
発生した費用に対して請求書が届き、支払う方法です。請求書払いは、決済方法の選択肢が多いです。
次に媒体ごとの支払いについてです!
媒体別決済方法
媒体別に支払い方法や決済方法が異なるので、特徴を踏まえて話していきたいと思います。
Google広告
Google広告は2つの支払い方法が可能です。
- 自動支払い
- 請求書払い
自動支払いの場合、広告掲載後、最後の自動課金から30日が経過する、またはあらかじめ設定しておいた金額(限度額)に達するかのどちらかが先に発生した時点で自動的に課金される仕組みになっています。
Googleの場合、請求書払いを利用するためには、会社を登録してから1年以上経っていること、有効なGoogle広告アカウントを1年以上良好な状態で保有していること、過去12ヵ月のうち、お支払額が50万円以上の月が3回以上あることの条件を満たす必要があるので、初めから請求書払いを利用できる可能性は低いので注意して下さい。
Google広告は4つの決済方法があります。
- クレジットカードまたはデビットカード(VISA、Mastercard、JCB、American Express)
- コンビニエンスストアまたはPay Easy(ペイジー)
- 銀行振込
- 毎月の請求書発行
自動支払いの場合は、どの決済方法を選択する場合でもクレジットカードの登録は必須になるので注意が必要です。
Yahoo!広告
Yahoo!広告も2つの支払い方法が可能です。
- 自動支払い
- 手動支払い
Yahoo!の場合、自動支払いは2種類あり、クレジットカードのみです。アカウント残高が減少した際に、あらかじめ指定した金額に消費税を加算した金額を自動的にクレジットカードから引き落とす方法で、アカウント残高不足による広告の配信停止を防ぐことができます。もう1つは、毎月1日の1回のみ、自身で設定した金額を入金する方法です。広告料金が固定されていたり、広告費の使いすぎを防ぎたい場合に便利です。
手動支払いの場合、アカウント残高がなくなった時点で広告の掲載もストップしてしまうため、継続的に広告配信を行う場合には自動入金での支払いを行うことが良いと思います。
Yahoo!広告は2つの決済方法があります。
- クレジットカード(VISA、Mastercard、American Express、JCB、Diners)
- 銀行振込
Facebook広告
Facebook広告は2つの支払い方法が可能です。
- 自動支払い
- 手動支払い
Facebookの自動支払いの場合、一定の金額を消費した際に自動的に請求が発生します。残りの費用は毎月の請求日に請求されます。
手動支払いの場合、広告掲載前に広告費を入金する方法で、最大1日に1回、残高から広告費が差し引かれ、残高がなくなった時点で広告配信が停止します。
Facebook広告の場合、自動支払いから手動支払いなどの支払い方法を一度設定したあとは広告アカウントの支払い設定を変更できないので、注意が必要です。
Facebook広告は3つの決済方法があります。
- クレジットカードまたはデビットカード(VISA、Mastercard、American Express、JCB)
- PayPal
- インターネット銀行振込
LINE広告
LINE広告は3つの支払い方法が可能です。
- 自動支払い
- 手動支払い
- 請求書払い
自動支払いの場合、利用状況に応じて自動的に引き落とされます。また一定期間内にLINE広告側で定めた金額に達しない場合、最後の決済が行われてから20日後に決済が実行されます。そのため、自動支払いの請求タイミングより前に決済を行いたい場合は手動支払いで決済を行っていきます。
LINEの請求書払いは過去3ヵ月間、毎月50万円以上出稿している、または請求書払い希望開始月から1ヵ月あたり50万円以上の出稿をお約束できる場合は請求書払いへの変更を依頼することが可能です。ただし、いずれかの条件に該当していても、請求書払いでの対応ができない場合もあるので、検討する場合は注意が必要です。
LINE広告の決済方法は1つしかありません。
- クレジットカード(VISA、Mastercard、American Express、JCB、Diners)
まとめ
以上が各媒体別の支払い方法や決済方法です。とはいえ、広告配信を始めるときに支払い方法や決済方法ことを細かく考えてられませんよね。
ただ、せっかく広告配信を考えて、開始したのに残高不足などが原因で配信が止まってしまい、機会損失を生んでしまうことの方がもったいないのではないかなと思ったりもします。
そんなことが起きないためにもそれぞれ媒体別の支払い方法や決済方法を理解した上で、会社の状況に合わせた管理方法を整えていくことが必要かもしれませんね!