こんにちは、株式会社ラフティーです!
以前、リスティング広告代理店の選び方についてご紹介しましたが今回は、広告主や事業主側に失敗しないためのポイントがありますのでご紹介いたします。
代理店の担当者は複数のクライアントを掛け持ちしています。手数料額によってサービスは異なると思いますが、1社にかけられる時間には限りがあります。そのため、最初から全てを代理店に丸投げしてしまったら失敗します!
実際に「代理店が全然動いてくれない」なんて耳にします。代理店が側にも問題は多々ありますが、広告主側もきちんと準備が必要です。
特に「特徴(強み)」や「目標」などは社内でしっかり把握しておきましょう!
商品/サービスの強みを明確にする
Web広告だけでなく、商品やサービスは比較されるものです。自社の強みや訴求ポイントをその商品、サービスのプロとして共有しなければWeb広告を配信しても効果、成果は出にくいです。(代理店がしっかりヒアリングできていれば問題ないですが…)
どんなユーザーがこれまでの成約情報からペルソナなのかも考えましょう。ペルソナに向けアプローチするために体感値でも良いので情報共有は大切です。強みや訴求ポイントを代理店が理解した上で優位性のある広告を提案してもらい、効果検証していきましょう。
ベンチマークしている競合はいますか?
競争が激しいWeb上での闘いでは、相手を知ることも重要な要素です。自社商品やサービスの対象となるユーザーが比較検討をする「競合」についても共有してほしいポイントです!下記のような部分をご共有してほしい点です。
- なぜベンチマークしている理由
- 比較して勝てそうな点、負けそうな点
特徴や強み、ターゲットユーザー、SNSでの評判、Web広告配信の有無などを調べます。詳細な調査などは代理店やコンサル会社に任せつつ、競合を理解して戦略を練っていきましょう。
ROI、ROASに基づいた数値目標はありますか?
Web広告を始める前に、目標を定めることは最も重要です。目標を定めるためにも、商談から成約まで、お問い合わせから商談までのように段階的に転換率を見ながら、売上や利益にを達成するために必要なコンバージョン数を目標にしましょう。その目標コンバージョン数を達成するために必要な予算と許容CPA(コンバージョン単価)が決まってきます。
イケてない広告主にあるのが、「とにかくCPAを安くしろ」「CVRを倍にしろ」など抽象的な注文だけで結果を求められたり、現実的な目標でなかったりします。CPAを安くするためにコンバージョン数は大幅に減ってしまうリスクもあります。CVR倍も同じですね。目標を決める際に条件も含めて共通認識を持つことが大切です。コンバージョン数とコンバージョン単価のバランスはありますが、方針として「数」なのか「単価」なのかを決めながら広告主と代理店で二人三脚で成長していけることが理想です。
KPIを設定する
ご相談をお受けする中で意外と「わかりません」と言われるのがKPIです。もちろん決まってないとダメではありませんが決まってた方が広告運用もしやすいですし、ご提案も明確になります。
「お問い合わせ」がほしいから、フォーム入力完了をKPIとするのか、イベント企画の認知拡大が目的だからイベントページのアクセス数+特定のボタンタップ数など必要だと思う箇所を伝えながら代理店の考え、成果シミュレーションを確認しながら進めていきましょう!
まとめ
リスティング広告で効果をだすには、広告主、事業主との協力は不可欠です。広告の画面の数値でなく、実際の数値などは広告代理店だけではどうしようもない部分があります。丸投げでなく、代理店と一緒に動いて売上、利益を上げていける関係性を目指しましょう!
弊社はそんな関係を目指す広告代理店です!