こんにちは、株式会社ラフティーです。
今回は、弊社クライアントのハウスメーカーさんの成果が改善された事例をご紹介します!
昨今の非常事態で、ユーザーの反応鈍かったり、商談が進んでも景気を心配して検討期間が長期化しているなど不安なとこも多いと思います。WebでWeb広告からコンバージョン獲得改善と実際の数値の変化までデータを開示してご紹介いたします。
案件概要
案件の概要は下記になります。
- 業種:地場ハウスメーカー
- 目的:新規商談数の増加
- 広告指標:資料請求、来店予約、イベント申込のフォーム完了の獲得
- エリア:単一都道府県
- 配信メニュー:Google検索広告、Googleディスプレイ広告
- 予算:月額約1,000,000円
課題として、新規商談数が伸び悩んでいました。また、広告画面上の数値と実際のお問い合わせ数と大きく乖離がありました。
広告の管理画面で好調と思っても実数は変化なし!などの結果が続いていました。実数を増やすため、検索広告を強化してCV数を増やそうと試みましたが、CPCが高騰し、CV数の大幅な増加には至らず改善とまではいきませんでした。
クライアントの特徴として、建物価格が他社と比べても少し高く、素材へのこだわりが強いなどがあったため通常のキーワードから流入させて改善できるインパクトはあまりないと判断しました。
むしろ、潜在層を顕在化させる方が『数』を増やすインパクトはあると判断し、「カスタムオーディエンス」で配信させ検索広告よりもディスプレイ広告に比重を置くことにしました。
それまでのディスプレイ広告は「インタレストカテゴリ」で配信していました。
配信結果
配信結果になります。
変更して1ヶ月で大きな差がでました。
検索広告は悪化しましたがディスプレイ広告からCV数が大幅に増加しています。また、実数も増えたことで商談数が1.5倍と成果がでました!
考察
なぜ良くなったのか考察していきます。
一般的に成果(コンバージョン)を獲得するなら検索広告をガンガン強化していくと思いますが、クライアントの商材特性や実際の数値をみて、「数」をどう増やすかを考えました。予算が変わらない以上、打率を上げるか単価を下げるの2択で単価を下げる判断から、クリック単価をさげクリック数を増やしCV獲得を狙いいました。競合他社やキーワードを掛け合わせカスタムオーディエンスを作成して、ターゲティングは絞り込みディスプレイ広告を配信した結果が改善につながりました。
検索広告にだけ絞っていたら、また違った結果になり、今よりも良かったかもしれませんし、今回がたまたまかもしれませんが管理画面の数字だけでなく売上のつながるゴールに近い数値まで把握することが大切です。
ディスプレイ広告を増やし、商談数が増えました「成約」になるかはまだわかりません。めちゃめちゃ質の悪い商談が続く、いつもと違うなどクライアントの体感値も把握して良し悪しを判断していこうと思います。
まとめ
考察でも記載しましたが、管理画面の数字だけとにらめっこしていては、クライアントが望む本当の結果にはつながりにくいです。成果と獲得するなら検索広告!は間違っていませんがきちんとクライアントとコミュニケーションをとりつつKPIを見極める必要があります。少しでも、Web広告からクライアントの売上げアップにきっかけ作りに役立てば幸いです。